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切り絵師の野営生活~私の創作環境はアウトドア~
【ゆるキャンとソロキャンプとYou Tube】 私が野営を楽しむようになったのは、20代でかれこれ30年以上前からです。始めた理由は単純に宿に泊まるお金を節約して、広く深く旅を楽しみたいと思ったからです。それ以来、旅館やホテルのような宿で退屈な時間と... -
樫船神社~深い山中にひっそりと佇む地域の守り神~大阪府高槻市
【山にあって「船」という謎】 私が明神ヶ岳に登る前後に必ずお参りする神社があります。高槻市の最北端にあたり、樫田地区の標高約360mにある神社。ここは樫田神社といい、大己貴命(オオナムチノミコト)を祭神とします。造営されたのは貞応元年(1222... -
ペンタブレットとCLIP STUDIO PAINTで絵を描くと迷宮にはまる
【絵を描く作業をペンタブレットにして良かったこと】 私が絵を学んでいた頃は、パソコンなんてまだなかったから、鉛筆と絵筆と絵の具、スケッチブックが描くために必須の道具でした。今は切り絵を制作していますが、下絵の過程はパソコンで描いています。... -
絵描きの物欲(道具沼)と買い物依存
絵描きに限らずクリエイターという人種は、自分の作品探求と同じぐらい道具や資料への探求に際限がない。新しい道具が出たと知れば試したくなるし、他の作家が使っている道具が良さそうに思えたなら欲しくなるもの。弘法筆を選ばずとは言いますが、道具に... -
藤ヶ崎龍神(滋賀県)
【雄大で穏やかな龍神を感じるパワースポット】 琵琶湖周辺で龍神を祀る、霊験あらたかなパワースポットとして人気があるという「藤ヶ崎龍神」を訪れました。近江八幡市エリアの湖岸道路を走る途中、湖岸緑地岡山園地の近くにあります。2021年6月ごろは周... -
即身成仏した切り絵師に
【生きたまま仏の境地に至る】 即身成仏って、将来はミイラになるんですか?と勘違いされそうですが、それは「即身仏」のことです。「生きたまま仏の境地に至ること」が即身成仏の意味です。 私は神仏を描きながら、何のために描いているのか?誰のために... -
絵師が持つべき警戒心とは?
【ポジティブとネガティブが相互作用する警戒心の在り方】 社会がコロナ病に侵されてからというもの人々は、常に警戒しながらの生活を強いられるようになりました。「警戒する」と聞くと気持ち的に身構えてしまうもの。何に対して警戒するのか?これを絵師... -
創作活動に限界を感じたとき
【比較は迷宮の入り口】 私は創作に関しては、無限であると思っています。しかし、どうしても創作活動に気持ちが乗らないときや、何も考えたくないというときがあります。 きっかけは他人の創作物と、自分のものを比較してしまったことにあると思います。... -
森の奏者と天の音色~閉塞の世を想い弾き語る若き法師~
作品名/森の奏者と天の音色大きさ/300mm×300mm販売価格/ご相談受付中 【奏者が語るのはこの世の無情か?それとも希望の物語か?】 コロナウイルスに支配された社会、何度も出される緊急事態宣言に閉塞感を感じながら、人間はそれぞれが独りということを... -
未来の豊穣を永遠に約束する太陽神と月夜神の再来
作品名/太陽神と月夜神大きさ/約300mm×300mm販売価格/ご相談受付中 【過去のわたし自身への挑戦】 数年前の私が神仏切り絵を始めて間もない頃、同じ二体の神を描きました。当時は出来栄えに満足していたものの時が経つにつれ、何か満たされない気持ち... -
緊急事態宣言下のアートの役割とは?
昨年と同様にまさかと思ったが、2021年の第三回切り絵博覧会はコロナの緊急事態宣言下で開催された。作品を搬入後に、一度会場まで行った。しかし今回は参加した作家の人数が少なく、作品も初回の頃と比べると半分以下。いつも参加していた作家の作品が無... -
死を選ぶ理由
【自分で自分を殺さない】 生きているものは、いつかは死を迎える。抗おうが覆せないことです。 誰もが生きているうちに、自分の意志とは関係なく死を迎えるわけですが、自ら死を選択する場合もあります。なぜ、死を選ぶのでしょうか? その者が置かれた状... -
2021年4月16日から開催の切り絵博覧会に、今年も参加
案内は去年秋頃に受け取りましたが、正直なところ参加は迷いました。コロナ感染が収まっていない中で、開催できるのだろうか? 開催できたとしても、観に来る人はいるのだろうか?と。でも切り絵に取り組む自分の立ち位置を、確認する意味もあると参加を決... -
希望は脆いが、希望は大切な魂のサプリメント
【生きる希望とは?】 「希望」の意味は好ましい事柄の実現を望むことや、未来への期待です。多くは自分にとっての幸福を望むこと。これは言い換えれば純粋な強欲かもしれません。自分がこうなりたい。自分があれを手に入れたい。他と比較して有利でありた... -
HASEO写真展〜もっと美しい世界へ〜を見た感想
HASEO氏というカメラマンがいる。私はHASEO氏の作品が持つ強烈なインパクトと、世界観に魅了されたにファンの一人です。 【圧倒的な生命力を感じる作品が凄すぎて】 2021年3月に大阪の梅田にある阪急百貨店で個展が開催されていたので観に行きました。会場... -
第二回 神仏集合展のお知らせ~ギャラリー茶吉庵~
神仏切り絵師 秀多から展覧会のお知らせです。 11月22日(日)から11月27日(金)まで大阪八尾市の古民家ギャラリー茶吉庵にて「第二回神仏集合展」が開催されます。 昨年、とても興味のあるテーマだったので参加したかったのですが、他の展覧会とかぶっ...