漫画のように様々な線を多用した「動き」を切り絵で表現できないだろうか?ふとそう思った。

風の流れ、水の流れ、降りしきる雨、水面に落ちる水滴、風を切る人の動きなど、その存在が動いているような錯覚を切り絵で表現できないだろうか?

風に揺れる木の葉、輝く太陽の光木漏れ日、それら時間の流れを線で表現したい。

もともと切り絵には裏に紙を貼り付けない限りは、光の方向によって様々な影ができる。その影が「動き」を表現しているとも言えて、ゆらゆらとした空気感と存在感が際立つアートだ。

浮世絵や錦絵も線を匠に使い分けて「動き」を表現している。

ただ、その線を下絵に描いてきれいに切ったところで、どうなんだろう?

正直、ペンや筆で描いた線の勢いには負けてしまう。
やはり切り絵独自の「動きの線」を探すことが必要だろう。
それと同時に影による「空気の動き」をマッチングさせて考えなければならない。

まだまだ線の模索は続く。

※この記事をシェアする