仏像をモチーフにした切り絵作品を、鎌倉で開催される「和展」にてはじめて公の場にて公開します。

私自身が切り絵をこれから制作していく上で、生涯に渡って描いていきたいテーマとして「神仏の像」を選択するまでは、様々なアートの展覧会に足を運び、感性が刺激される中でとても悩みました。

昨年までは勢いで作っていたけれども、それは私自身が休んでいたアートな感性や切り絵の技術を思い出させるための期間に過ぎなかったように思います。

技術的には、切り絵の世界は私から見れば神業と思えるような、すごい作品を発表している作家はたくさんいます。 そのすごい作品に驚き、逆に私の作品はなんて幼稚なものなんだろうと落ち込み、制作意欲も減退した時期がありました。

でも自由奔放な多くのアートに触れるにつれ、私自身の原点である「祈り」「言魂」を神仏の姿を利用して切り絵で自由に表現しても良いのだ、もっと自由でいいのだと思えるようになりました。

だって仏像ももとを辿れば、釈迦の教えをもとにして、想像力豊かな誰かが形作ったもの。だから私なりの仏像があっても良いはずです。

仏の姿は千差万別。

神様の姿は八百万通りある。

切り絵の表現も無限大。

良し悪しでは無いのだ。

私と作品を見る人の間に、通じるものがあればそれでいい。

最初は昔仏師をした経験もあったので、様式にとらわれた面もありましたが、今回「和展」に出品する作品では、昔ながらの様式は払拭して、教義をもとに私なりの仏像を模索した形が表現できています。

今回の展示では、新作を5点出品します。実は5点同時に制作をしたのは初めてで、中盤以降は焦って諦めたり、制作に妥協しそうになる自分を叱咤しながら制作に没頭しました。

生活のための仕事はきちんと行い、帰宅してからは切り絵に没頭。切り始めたのはまだ初夏だったのに、気がつけばもう10月も下旬になっていました。

でも辛かったというより、和展という目標に向かって走り続けることができたのは、自分の制作の幅を広げ、可能性を見出すきっかけになったように思います。

ぜひ、私の作品たちをご覧になっていただきたいと思います。

第七回【和展】
会期:11月3日~5日
会場:Gallery鎌倉結
出展:本田一誠/添田一平/山科理絵/今井康絵/押岡秀多/UGYAU
ブランド:北村紗希/蒼生/色彩透

【日時】
2017年11月3日(金)~11月5日(日)
3日(金) 12:00~18:00
4日(土) 10:00~18:00
5日(日) 10:00~16:00

【会場】
Gallery 鎌倉 結
〒247-0062 神奈川県 鎌倉市 山ノ内 1361
TEL 0467-24-4168
★詳細:https://goo.gl/ebhTTN

和展2017

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